映画に恋する一人の女性をめぐるKERA 流ファンタジック・コメディ!
2018年には紫綬褒章を、2019年には第26回 読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞するなど破竹の快進撃を続けるケラリーノ・サンドロヴィッチによる「キネマと恋人」が待望の再演決定!ウディ・アレンによる映画「カイロの紫のバラ」にインスパイアされ、KERAが2016年に書き下ろした「キネマと恋人」。映画が最大の娯楽だった時代に、映画に恋する一人の女性の銀幕俳優への淡い恋心をめぐって起こる騒動を、映画への愛にあふれたKERAの真骨頂ともいえるロマンチック・コメディに仕立てた本作。妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえをはじめとするオリジナル・キャストが勢揃いしてパワーアップした夢の舞台をお届けします。
あらすじ
昭和11年(1936年)、秋。東京から遠く遠く離れた、日本のどこかにある小さな島の小さな港町。この町唯一の映画館では、東京で封切られてから半年遅れて、ようやく新作映画がかかる。今日もスクリーンを見つめるひとりの女性ハルコ(緒川たまき)。同じ映画を何度も鑑賞するハルコに気づいた登場人物・寅蔵(妻夫木聡)は、あろうことかスクリーンから現実の世界へと飛び出し、彼女を連れ出してしまう。寅蔵を演じた俳優の高木(妻夫木聡・二役)は騒動を聞きつけ、なんとか寅蔵を映画の中へ戻すべく2人を探し始めるが―――。
台本・演出
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演
妻夫木聡、緒川たまき
ともさかりえ
三上市朗、佐藤誓、橋本淳
尾方宣久、廣川三憲、村岡希美
崎山莉奈、王下貴司、仁科幸、北川結、片山敦郎
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (10:00~18:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市